- 春の高野山
- 秋彼岸ならびに正御影供
- 令和六年 初大師護摩供 厳修
- 12月 早朝の奥之院
- 令和五年度 金剛寺萬燈萬華会
- 高野山の紅葉
- 令和5年 地蔵盆会
- 令和5年度 金剛寺大施餓鬼会
- 五月の高野山
- 令和5年度 修正会
常楽会
梅の香りに心華やぐ季節となりました。
皆様いかがお過ごしですか。
さて金剛寺では2月15日の昼過ぎに「常楽会」を老僧と住職で厳修しました。
常楽会とはお釈迦様入滅の日と伝わる2月15日にあわせて、
遺徳を追慕し報恩謝徳の意を表す会です。
常楽会とは本来、全4段( 涅槃講、羅漢講、遺跡講、舎利講 )からなる法要です。
金剛寺では、当山なりにできる形にてお釈迦様のことを偲びました。
とくに遺跡講はお釈迦様を恋慕し、お釈迦様にまつわる聖地を慕い、その思いを偲ばせることを語りお釈迦様を供養するためのものです。
私もこの常楽会を期にお釈迦様のことを思いながら
手塚 治虫先生の『ブッタ』を読んでみようと思っています。
お釈迦様の言葉
「真理を喜ぶ人は、清く澄み切った心で、安らかに寝る。
賢者は、聖なる人が説いた真理をいつも楽しんでいる。」
ここでいう賢者とは、自分の本質を見通し、正しい自己を実現した者のことを言う。
現実をありのままに見つめ、この世の真実を受け入れ、自己の価値観や世界観を変えていくことこそが大事なのだ。そういった生き方のできる人を賢者という 。
『佐々木閑 訳監修 ブッダ100の言葉 仕事で、家庭で毎日を穏やかに過ごす心得』 参照