境内 お地蔵様の話

平成24年10月に大阪市内から「お地蔵様がやってきました!」
この4体のお地蔵様は、昭和61年5月頃、淀川河川敷に捨ててあったそうです。警察に届けた後、当時の町内会長を中心に地域の方々で、拾い上げ、洗浄し、立派にお祀りしました。地域の安全を見守るお地蔵様として、老若男女の信仰を集めました。
しかし、お地蔵様を安置した場所が、道路計画にかかり「そのまま壊すか、移動するか?」の選択を迫られました。河川敷から救った方々ですから、壊す訳ございません。どこか安置してくれる処はないか?お寺はないか?と、河川敷からお祀りする際に施工した「石留石材株式会社」さんに相談しました。
 石留石材社長さんからの連絡に、「うちに安置しましょう」と返事しちゃいました。せっかくの「仏縁」です。
世話役を引き継がれた『松田 茂』様が、移動費や工事費、安置供養料の全てを、私財より奉納されました。
10月27日に「開眼供養」を厳修し、現在に至っております。にこやかなお地蔵様ですので、来山の際は是非、お参りください。

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左の写真は、昭和61年5月頃の拾われて間もない頃のお地蔵様の写真です。
右の写真は今現在、当山境内に安置されているお地蔵様の写真です。当時の写真に比べてとてもにこやかな表情で見守っておられます。

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淀川河川敷で拾われて間もなく、地域の方々や子ども達がピカピカに磨き上げて、その後平成24年10月まで「淀川地蔵尊」として祀られていたお地蔵様の写真です。